NUMBER GIRL、再結成
ナンバーガール再結成かーーー。
昼休憩のときにネットニュースで知って放心。午後の仕事はOmoide In My Head状態で全然集中できなかった。何回かはライブするみたいなので絶対行こう。。。
思えば初めて知ったのは高校生で、テレビでJAPAN COUNTDOWN観てたときで、"鉄風、鋭くなって"がランキング入りしていた。そのときはあんまりピンと来てなかったけど、タイトルがかっこよすぎるな、、、と思ったその瞬間はよーく覚えている。
その後同じようにナンバーガールを知ったクラスメイトがSAPPUKEIを買ってきて、借りて、聴いたらそらもうぶっ飛んで。耳に音の塊をねじ込まれる感覚。ジャケットの素っ気なさ。痺れた。
その頃、学年でキラキラしてるグループの間ではやっぱりメロコアが大人気で、ハイスタ聴いてみたりしたけど、そのかっこよさにイマイチ自己投影できてなかった。が、ナンバーガールはそうじゃなくて。こうなれないけど、こう在りたいなと思う何かがあった。
ライブ観る機会を得られないまま解散してしまったけれど、その後も折に触れて聴き返してる。特にシブヤROCK TRANSFORMED状態収録のOmoide In My Headは本当に最高過ぎて、気持ちがクサクサしてる時とか聴くとちょっと嫌なことが忘れられる感じ。これがライブで観られるんならどこでも行きまっせ。
ところで今思うに、90年代後半~00年代前半に高校生で、テレビでJAPAN COUNTDOWNを観ていたってのは最高やなと。くるりもナンバーガールもスーパーカーも中村一義も。そんでHi-5も。ほとんどがあの番組きっかけなんちゃうか。そら音楽好きになるよ。
- アーティスト: NUMBER GIRL,向井秀徳
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2000/07/19
- メディア: CD
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Apple Musicの導入について考える(4)
パソコンのCDドライブが壊れた。
先日購入したDJ ShadowをiTunesに取り込もうとしたところウンともスンとも言わない。仕方ないのでApple Musicで聴いているところである。
もうこれでいいんじゃねえの。
そんな気持ちになった。なってしまった。
思えばこの一年で音楽の関わり方が変わったように思う。
まず、音楽を聴く時間が減った。
ここ数年はこどもが生まれたこともあって、家で音楽を聴く習慣がなくなった。その代わり通勤中の往復2時間にずーっと聴いてる。そんな感じ。
それが昨冬からTBSラジオクラウドを導入し、専らラジオを聴く時間が増えた。4月からは宇多丸さんのアフターシックスジャンクションが始まったこともあいまって、平日は音楽とラジオで時間の取り合いである。
次に、CDを保有するモチベーションが減った。ある日自分のCD棚を見たときに思ったのだ。『こんなに持っとく必要あるか?』
無秩序にCDを買い漁るよりも、自分のこれまでを総覧できるというか、思い入れのある、当時の記憶が呼び起こされるCDだけあればいいと思うようになった。ゆえに最近はCDを減らす方向にシフトしている。
その一方で、ライブ会場とかで売ってる7インチのアナログとかを買うようになった。もはやフィジカルは思い出の品として取り扱っている感である。
そしてサブスクリプションサービスの再評価である。去年の今頃は、Apple Music使ってみたけどやっぱり合わねーな、とか言うていたのだが、最近はわりと使ってしまっている。
おそらく、前述の時間とCD保有モチベーションが減じた結果、Apple Music(あるいはSpotify)の使いやすさがマッチしたのではなかろうか。今は3ヶ月100円とかそういうキャンペーンに乗っかっているとこだが、おそらく継続することになると思う。
DJ ShadowもApple Musicを手繰って聴いたEntroducingがすごい良くてメルカリでCD買った。400円だった。
あと昔聴いてたけどもうCDもデータもないみたいなやつがザクザク出てきてすごい嬉しい。
こうしてお金がないからと数年前から検討し始めたApple Musicだったが、音楽との関わり方が変わった結果、導入するに至った次第である。
音楽が好きだという気持ちに変わりはない。しかし10年以上CDを買い続け、CDライブラリの豊富さが自分の価値を顕していると信じていたこれまでのことを思うと、寂しいというか、どこか不安な気持ちもある。もう流れに任せるけど。
来年の今頃はどんな気持ちで音楽に触れているのだろうか。
サマータイムマシン・ワンスモア@ABCホール
ヨーロッパ企画の20周年記念公演。滑り込みで観てきた。最高。ホント最高傑作だった。
思えば10年以上前、なんとなーくレンタルしたサマータイムマシン・ブルースがすごくおもしろくて、ちょうど大学生だった自分とあの作品の学生ノリがベストマッチで印象深かったのが始まりであった。
その2年後、就職先の小売店でサマータイムマシン・ブルース2005のDVDが中古で出てるのを見つけてふと手に取り、ヨーロッパ企画の舞台演劇に魅せられて。
その頃ちょうど「あんなに優しかったゴーレム」の公演が始まってて、劇場に足を運んでは爆笑し、過去作のDVDを買い漁りつつ、今でも毎年公演DVDはチェックし続けている。
「月とスイートスポット」以降はDVDのみの鑑賞だが、正直最近は惰性というか、のめり込むほど夢中にはなれていなかった。
ので、今回のワンスモアも当初は観に行くつもりもなく、3日前にたまたま都合がつきそうだったので何となしに来た。そんな感じだったのに。
開場し、座席に着く。目の前にあの時の部室の光景が広がった途端、ワクワクがこみ上げて来た。あの時に戻ってきた、そんな気がした。映像でしか見たことなかったけど、長机や写真部の暗室、ケロヨン、そして映像では気付かなかった64の箱とかDixitを発見。もうこの時点で「来てよかった!」そんな気がした。
そして本編。導入はあの頃の続きに近かったので、思い出補正ありきで観る感じかなーと思っていたが、全然そんなことなくて。前回以上に張り巡らされた伏線と回収の妙。それらをあの時の学生ノリそのままに勢いよく捌いていく役者たち。150分て相当長いと思ってたけど、ずーーーーっと、ホントにずーーーーっと笑ってた。思い出補正を差っ引いたとしても、前回超えてたよ。続編として大成功でしょコレ。
これまでの公演ベスト3挙げると、「月とスイートスポット」〉「サマータイムマシン・ブルース」〉「12人の追い抜けないアキレス」だったんだけど、今回でトップがワンスモアに入れ替わった。本当最高だった。いやーいいもん観た!
ちなみに、開場前に近所のスパイスカリー大陸に立ち寄ったら、隣りで本多さんがPOPYE読んでて何か良かった。カレー食べるのめっちゃ早かった。最高。
未見の人がいるかもしれんので中身には触れないけど、備忘録がてら印象に残ったフレーズを書き残しておく。来年DVD発売した時に思い返せるように。
2浪
仮想通貨を買う
半年働いてた
時間戻してえ~
ゼルダめっちゃ進んでる
お前今プリウス乗ってんじゃねえか
野良ドローン
平成の次の年号
遅くなったけど、これ
ありがとうヨーロッパ企画!!!!!今後とも追いかけていきます!!!!!
Hi-5 20th Anniversary ONE-MAN SHOW@下北沢CLUB251
まず、超絶最高楽しかったと言っておく。
我が人生の分水嶺ことHi-5の14年ぶりワンマンライブ。しかも初期楽曲のみ演奏するearly Hi-5をO.Aに据えての特別公演。生まれて初めてライブ遠征というものを決心した。
そして今日、朝から飛行機で羽田に降り立ち東京~千葉をフラフラと。何でもあるはずなのに来てみると意外と手持ち無沙汰になるのが不思議。ジャニスでROVOのライブ盤買った。
で、夕方に下北沢に降り立ち会場のCLUB251へ。下北沢でインディーズバンドのライブ観るなんて、高校生の頃の自分が聞いたら失禁するんじゃないか。小さな夢が叶った瞬間。
で、ライブっすよ。まずearly Hi-5。マスターピースbeat's comeからもガッツリ演ってくれるんかと思いきやSong 5の1曲のみ。ちょっと残念。ほんとに初期作からの選曲が大勢を占めてた。それでもフューチャーエレクトロパレード演ってくれたしORANGEがバッキバキですごい気持ち良かったので最高。この時点で遠征して良かったよホント。
(early Hi-5 セットリスト)
Yearn
100 miles high
Song 5
Future-Electro-Parade
Drive&Ride
Oh! Yeah Sunday Morning
Jenny
???
ORANGE
そして現在進行形のHi-5。 All Is Calm, All Is Brightは傑作だと思うし楽しみではあったんだけど、始まるまではearly Hi-5で結構満足してしまったとこもあって、正直余韻を楽しむぐらいの気持ちでいたん。が、始まってみたらもう全然、今の形態のが圧倒的にかっこええやないすか!!!何コレ!!!全曲最高に盛り上がってたけど特にWonder In Wonder Time!!!最高やんか!!!そんで Love Song!!!ライブで演るんや!!!Sign !Spinning Around!Green!泣いてまうわ!!!こんな感じで2時間たっぷり楽しんだ。ほんと来てよかった。曲順多分ぐっちゃぐちゃやけど覚えてる範囲でセットリスト書き出しておく。
(Hi-5 セットリスト)
ほんとうのこと
Boys & Girls
Sign
光の街
Tonight
Spinning Around
Wicked Beat
I've Been Ready
STAR LIGHTS
Voice & Response
TOKYO LIFE
Wonder In Wonder Time
Trousers
Love Song
cool stuff
Green
(encore)
DISCO-SOUND-FEEDBACK-OK
しかもまた初期のギターレス体制で活動するらしいとのことで引き続き期待大。これから夜行で関西に帰るけど、楽し疲れた。世の中のライブ遠征してる人たちはタフ過ぎるなぁ。
つーことでHi-5結成20周年おめでとうございました!一時は興味から離れたこともあったけど、今日あの場に居合わせることができてほんとよかった!
あとはどこかの誰かが正確なセットリスト公開してくれることを期待したい。プレイリスト作りたい。
4/17 追記
セットリストありがとうございます!
http://blog.hi-5.jp/?eid=949985
beautiful daysって初見やったんやけど何に収録されてるんやろ。
Climb the Mind@心斎橋CONPASS
初めて"ほぞ"を機に聴き始めてから早7年、ようやくクライムザマインドのライブ観れた。
当時は無職で月4万の部屋に2人暮らし、隙間風吹き荒む貧乏暮らしやったので、今でもほぞ聴くとあの時の感じ思い出す。これ聴きながら京極夏彦読んでた。
あんまりライブしないので観る機会がそもそもなかったんだけども、今回初大阪らしかったんで、ガツガツ家事済ませて行ってきた。セットリストはほぼチャンネル3からだったけど、最後は"ほぞ"で締めてくれて最高。"ベレー帽は飛ばされて"も聴きたかったけど、全体を通して歌い上げる曲よりエモコアな曲の方がグッと来たので全然よい!
セットリスト
プールの時間
ポケットは90年代でいっぱい
心のすべて
泥棒
あしべ
デスマッチ
ほぞ
和製エモの完成形の一つ
新譜は"泥棒"が美しくて最高
Apple Musicの導入について考える(3)
昨年末、現状Apple Musicは自分向きではないという結論に達したところだけれど、その理由は、ザッピングしてる感しかない、というものだった。
ただ、Apple Music必要ないなと思うもっと根本的な理由あったので、つらつらと記す。
ここ数年は、年4000円の利用料を支払いitunes matchを継続して利用している。そしてこれはApple Musicよりも優れていると感じる。それはなぜか。
自分の好きなものがいっぱい並んでるからだ。
通勤電車でも車乗るときでも何でもいいけど「音楽聴きたいとき」に聴きたいものを選べるスピード感が圧倒的なのだ。自分が積み上げてきたライブラリなんだから当たり前なんだけど。スワイプしたらカスタムノイズもDismemberment Planも放送室もサクサク出てくる。聴きたいものを考える、みたいのがなくてよい。
Apple Music使ってるときに思ったのはとにかく何聴こっかなって思ってから思いついて検索してあったり無かったりで、自分のライブラリの方が聴きたいの全然ある、みたいなことがよくあった。
ゆえにApple Musicのプレイリストに自分のライブラリを構築すれば、「聴きたいものがサクッと聴ける」「聴いてみたかったやつがサクッと探せる」の両方が満たせて最高なのかもしれない。そんなもん手作業でできるわけないのでしないですが。
ということで、自分からするとitunes match>Apple Musicだから必要ないって結論です。
そしてitunes matchはすごい良いです。以上!